プロ野球 オリックスで昨シーズン、初のホームラン王に輝いた杉本裕太郎選手は、宮崎市で行われているキャンプでバッティング技術をさらに高めるため手首の使い方を意識して連日練習に取り組んでいます。

プロ7年目の杉本選手は昨シーズン、32本のホームランを打って初のホームラン王のタイトルに輝き、チームの25年ぶりの優勝に貢献しました。



宮崎市で行われているキャンプ3日目は、節分で杉本選手は昨シーズン途中に加入したセサル・バルガス投手と一緒にバスから外に向かって豆まきをしました。



杉本選手は、漫画のキャラクターをまねて右手を突き上げるホームランを打ったあとのおなじみのポーズを取りながら「わが豆まきに一片の悔いなし」と話し、笑顔を見せていました。



このあと杉本選手は気温8度と冷え込む中、半袖姿でバッティング練習を行い、握る部分にあたるグリップが2つある練習用のバットを使い、ティーバッティングを行いました。



杉本選手はゴロによる凡打を減らすために、手首を早く返さないことを意識づけようとこのバットの練習を取り入れているということでフリーバッティングでもライナーやフライを左右に打ち分けてフェンス越える打球もありました。



練習後、杉本選手は「ピッチャーの投げミスを打つだけではなくて、ピッチャーが投げきったいい球もヒットにしていきたい。去年1年、試合に出ただけなのでまた1からスタートする気持ちで頑張ります」と話していました。