プロゴルフ界で大きな功績を残した人をたたえる日本プロゴルフ殿堂にツアー通算32勝で賞金王を2回獲得した尾崎直道選手など新たに5人が選ばれました。


また、日本の男子選手で初めて海外メジャー「マスターズ・トーナメント」を制した松山英樹選手など3人に特別賞が贈られることになりました。

日本プロゴルフ協会などが2010年に設けた日本プロゴルフ殿堂は、2月1日、新たに5人が殿堂入りすると発表しました。



このうち、ツアー制度が始まった1973年以降の選手を表彰する「プレーヤー部門」の男子は、ツアー通算32勝を挙げて賞金王を2回獲得し、「ジョー」の愛称でも親しまれる尾崎選手が選ばれました。



女子はツアー通算20勝で2回の賞金王に輝いた塩谷育代さんが選ばれました。



一方、1972年以前に活躍したり功績を残したりした選手を表彰する「レジェンド部門」では、日本プロゴルフ協会の理事長を5年務めるなど、戦後のプロゴルフ界の復興に尽力した山本増二郎さんや古賀春之輔さん、安田春雄さんの3人が選ばれました。



さらに「特別賞」には、去年のマスターズ・トーナメントで優勝し、日本の男子選手として初めて海外メジャーを制した松山選手と去年の「全米女子オープン」を制した笹生優花選手、そして、東京オリンピックで銀メダルを獲得した稲見萌寧選手の3人が選ばれました。