北京オリンピックのフィギュアスケートで、アイスダンスに出場する日本の小松原美里選手とティム・コレト選手が、本番の会場で初めての練習に臨み、氷の感触を確かめました。

アイスダンスで初めてオリンピックに出場する日本代表の小松原選手とコレト選手は、1日午前10時ごろからフィギュアスケート会場の「首都体育館」で練習に臨みました。



2人は2016年にカップルを結成したあと、2017年に結婚した夫婦で、アメリカ出身のコレト選手が日本国籍を取得し、去年の全日本選手権で4連覇を果たして、北京オリンピック代表となりました。

1日の練習では、初めて滑るリンクの氷の状態を確かめながら、リズムダンスの曲をかけてステップや力を入れて取り組んできたというツイズルなど、一連の動きを確認しました。



小松原美里選手は「会場の五輪マークを見てうれしさが込み上げたが、集中して1回目の練習ができた。ついにここに来られたという自信と、充実した気持ちで大会に挑戦ができる」と力強く語りました。



コレト選手は「よいスタートが切れた。自分たちにとってベストの演技ができるよう頑張りたい」と話していました。