新型コロナウイルスの感染の急拡大を受け、高知県は8日、まん延防止等重点措置の適用を国に要請しました。適用されれば、高知県は県内全域の飲食店に対し、営業時間の短縮を要請することになります。

高知県内では、新型コロナウイルスの新規の感染者が連日200人を超え、医療機関や高齢者施設での集団感染=クラスターも増えていて、医療提供体制が急速にひっ迫しつつあります。



これを受け高知県の浜田知事は、7日開かれた県の対策本部会議の中で、県内全域を対象にまん延防止等重点措置の適用に向けて政府と協議を始めることを明らかにしていましたが、8日午前、適用を要請したということです。



適用されれば、


▽県の認証を受けている店に対しては、営業時間を午後9時までに短縮し、午後8時まで酒類を提供するか、営業時間を午後8時までに短縮し、酒類を提供しないかのいずれかを選ぶよう要請します。



▽認証を受けていない店に対しては、営業時間を午後8時までに短縮し、酒類を提供しないよう求めます。



要請に応じた店に対しては協力金が支払われますが、どのような対応をとったかで額は異なる見通しです。