国際宇宙ステーションに半年余り滞在していた宇宙飛行士の星出彰彦さんが、帰国後としては初めての記者会見を開き「ミッションを確実に遂行できて非常に光栄だ」と語りました。

宇宙飛行士の星出彰彦さんは自身にとって3回目となる宇宙飛行を行い、国際宇宙ステーションに半年余り滞在して船長も務め、去年11月に地球に帰還しました。



星出さんは先月、日本に帰国し、4日に帰国後としては初めての記者会見をオンラインで行いました。



この中で星出さんは「民間の活動が活発になり、月や火星に行くことも進められているなかで、宇宙は非常に刺激的な時代にきています。こうした中でミッションを確実に遂行できたことは非常に光栄だと思います」と振り返りました。



そして、13年ぶりとなる新たな日本人宇宙飛行士の募集が行われていることについて「新しい仲間が、どんな視点やアイデアを持ってきてくれるか、わくわくしています。新入生がくるようなものなので、活気が出ると楽しみにしています」と話していました。



日本人飛行士の今後の宇宙飛行の予定は、若田光一さんが、ことしの秋ごろ、古川聡さんは来年に予定されています。