The winning works of the "Salaryman Kawayanagi Contest", which sang the true intentions of the social situation and workers with plenty of humor, were announced, and 100 works were selected, including those that sang the work style and changes in life of Corona.

ことしで35回目となる「サラリーマン川柳コンクール」は、大手生命保険会社の第一生命が作品を募集し、6万2657句の中から選ばれた100の作品が27日発表されました。



今回も新型コロナウイルスの影響で変化する働き方や仕事に関する句が多く寄せられていて、


▽オンライン 不利になるたびオフライン(いくじなし)


▽ウイルスも 上司の指示も変異する(K・U)


▽ズーム中 ペット参加で盛り上がる(犬家猫)


▽誤って 上司のコメントハート押す(テレワクワク)


▽シェアオフィスマジか!部長と 二人きり(ユタカ49号)


▽最後まで 顔を会わさず送別会(3年目のリモート社員)


などが入選しています。



また、


▽このスーツ 出社するとき入るかな(コロナ太り)


▽マスク顔 確信持てず見つめ合う(福笑い)


▽自粛して 家での晩酌 皆勤賞(たかちほ)


▽いつまでも 続く黙食我が家だけ(ミツナシ)


▽8時だよ!! 昔は集合今閉店(山のパン屋)


▽医者に行く 換気良すぎて風邪を引く(宇治十帖)


など、社会生活や体の変化について詠んだ句も選ばれています。



「ワクチン接種」に関する句も寄せられていて、


▽あいさつは もう打ちました?熱は出た?(39℃超え若ぶりおじさん)


▽お肌より 副反応で 若さ自慢(おおやん)


▽久しぶり 妻とお出かけ接種場(さごじょう)


などが選ばれています。



また、話題になった言葉や物事などを取り入れた句では、


▽にこやかに マスクの下で「うっせぇわ!」(ヨッシー)


▽SDGs 掲げた我が社持続せず(千流迷塵)


▽打ちました!ワクチン?いいえ 大谷さん(リモートも下座)


▽オリパラで 始めた運動秋終わる(多苦労)


などが選ばれました。



サラリーマン川柳を担当した第一生命の井出麻郁子さんは「今回も新型コロナに関する句が多かったですが、こういったコロナ禍でも笑える、そして共感できる句が多く集まったのが驚きでした。皆さんにもぜひ楽しんでいただければと思います」と話していました。



サラリーマン川柳は、今回選ばれた作品の中からベスト10を決める投票が27日から行われ、ことし5月下旬に結果が発表されます。