25日朝の福井県内は各地でこの冬一番の厳しい冷え込みとなり、大野市では空気中の水分が凍って樹木に付着する「霧氷」が見られました。

福井県内は高気圧に覆われて晴れとなり、25日朝は地表の熱が奪われる放射冷却現象の影響で気温が下がりました。



各地の最低気温は大野市でマイナス8.8度、勝山市でマイナス7度、南越前町今庄でマイナス3.9度、坂井市春江でマイナス3.3度など県内10の観測ポイントのうち7地点でこの冬一番の厳しい冷え込みとなりました。



大野市内を流れる真名川の河川敷では、川の水温が気温より高くなるときに発生する「川霧」が見られました。



また、空気中の水分が凍って樹木に付着する「霧氷」も見られ、河原の木の枝にはびっしりと白い氷が付いていました。



河川敷では霧氷に覆われた景色を写真に収めようとシャッターを切る愛好家の姿が見られました。



市内に住む男性は「ここまで霧氷が出るのは大野でも珍しいです。最高の写真が撮れました」と話していました。