ソフトバンクグループは、子会社で、イギリスの世界的な半導体開発会社の「Arm」をアメリカの半導体大手、エヌビディアに日本円にして4兆円あまりで売却するとしていましたが、8日、売却契約を解消することで合意したと発表しました。



アメリカやEU・ヨーロッパ連合などの規制当局が競争をゆがめるおそれがあると懸念を示していて、実現が難しいと判断したとみられます。



売却契約の解消を受けて、ソフトバンクグループは来年度中に、Armの株式を上場する方向で準備を進めるとしています。