週明け24日のヨーロッパの株式市場は、軍事的な緊張が続くウクライナ情勢への懸念などから、幅広い銘柄が売られ、フランスやドイツの株価指数は3%を超える急落になりました。

主な株価指数の終値は、いずれも先週末と比べて、


▽パリ市場が3.9%、


▽ドイツのフランクフルト市場が3.8%と、


3%を超える急落になりました。


▽ロンドン市場も2.6%の大幅な下落でした。



市場関係者は「アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が金融政策を決める会合を開くのを前に金融引き締めが進むことに、警戒感が強まっていたうえ、ウクライナ情勢がエネルギー価格に影響するという懸念が広がり、投資家の間でリスクを回避しようという動きが強まった」と話しています。