プロ野球、中日は22日、今月1日から沖縄県北谷町で行っていたキャンプを打ち上げました。立浪監督は「天候に恵まれ毎日が充実したキャンプになった」と手応えを口にしました。

中日は23日から3日間、北谷町でオープン戦を戦うのを前に、22日午前中の練習で今月1日からおよそ3週間行ってきた沖縄でのキャンプを打ち上げました。

守備練習ではファーストに入った新加入の中田翔選手が、大きな声を出してグラウンドの雰囲気を盛り上げながら定評のあるグラブさばきでゴロを捕っていました。

また、今シーズンから背番号が1に変わった岡林勇希選手は2月22日が22歳の誕生日で、練習中に祝福される場面が見られました。

そして練習が終わると、選手やスタッフがグラウンドに集まって大きな円を作り、選手会長を務める柳裕也投手が「ことしこそドラゴンズの下克上の年になるよう、あしたから気合いを入れて頑張っていきましょう」と話し、球団史上初となる2年連続最下位からの巻き返しを誓っていました。

柳投手は「キャンプ中もたくさんのファンの方に応援に駆けつけていただき、期待してもらっていることを感じた。成績で応えられるよう頑張っていきたい」と話していました。

立浪監督は「天候に恵まれ室内でバッティング練習を1回もすることがなかった。選手はばてたところもあると思うが、毎日が充実したキャンプになった」と手応えを口にしました。

そして立浪監督は、23日行われるオープン戦の初戦となる広島戦に中田選手を4番・ファーストで先発させる考えを示しました。