プロ野球 DeNAで先月、新型コロナウイルスに感染した牧秀悟選手が6日、沖縄県嘉手納町での2軍のキャンプに合流しました。

プロ2年目の牧選手は昨シーズン、リーグ3位の打率3割1分4厘の成績を残したほか、8月には新人では史上初めてとなるサイクルヒットを達成するなど、ルーキー離れした活躍を見せました。



ことしは1軍キャンプでスタートする予定でしたが、先月27日に球団が行ったPCR検査で陽性判定を受け、自主隔離を経て6日、2軍のキャンプに合流しました。



6日は午前10時からの全体練習を前に円陣が組まれ、牧選手が「きょうから合流します。一日一日むだにせず、頑張っていきます」とチームメートにあいさつをしました。



このあと牧選手は、グラウンドに隣接する陸上競技場でトレーナーとともに軽めのダッシュをしたあと、30メートルほどの距離でキャッチボールを行うなど、別メニューで調整を進めていました。



また午後は室内練習場でバッティング練習を行い、スピードの遅いボールを片手で打ったり、スイングの途中でバットを止めたりしながら、打撃フォームを繰り返し確認していました。



牧選手は「外で動けていることに感謝している。焦りはあるが、焦っていてもしかたがないので、体作りの部分も技術的な部分も含めて、じっくり自分のペースで開幕に向けて準備をしていきたい」と話していました。