プロ野球、西武の宮崎県日南市でのキャンプは第2クール初日、新型コロナウイルスに感染したため埼玉県所沢市で調整を行っていた山川穂高選手がチームに合流し、フリーバッティングで力強い打撃を見せました。

プロ野球、西武のキャンプは6日から第2クールに入り、新型コロナウイルスに感染したため、本拠地の所沢市で調整を行っていた山川選手と育成選手の長谷川信哉選手がチームに合流しました。



山川選手はキャッチボールなどで体を温めたあと、フリーバッティングを行い、44スイング中14本が外野のフェンスを越えるなど力強い打撃を見せ、状態のよさを感じさせました。



山川選手によりますと、自主トレーニング中は新たにチューブを使って、お尻回りを鍛えるトレーニングに取り組み、体がぶれないようにバットを振ることなどを意識しているということです。



山川選手は3年前まで2年連続でホームラン王に輝きましたが、去年は打率2割3分2厘でホームラン24本に終わり、今シーズンは巻き返しを誓っています。



山川選手は「キャンプ初日は楽しめたし、このあとも充実したキャンプにできるかと思う。ことしは143試合、全試合に必ず出ることと、絶対に4番を譲らないということを最大の目標にしてやっていきたい」と話していました。