プロ野球・ロッテの沖縄・石垣島でのキャンプは6日が第2クール初日、新型コロナウイルスに感染し、別メニュー調整を続けていた安田尚憲選手と藤原恭大選手が全体練習に合流し、フリーバッテイングでは調整の遅れを取り戻そうと、ともに外野のフェンスを越える打球を飛ばしていました。

レギュラー定着を目指すプロ5年目の安田選手とプロ4年目の藤原選手は、ともに1月に新型コロナウイルスの陽性判定を受け、キャンプで主に1軍のA組スタートが決まっていたものの、B組への振り替えとなり、第1クールは別メニューでの調整を行っていました。



安田選手と藤原選手は6日から始まった第2クールからB組の全体練習に合流し、すべてのメニューをこなしました。



フリーバッティングでは安田選手が39スイングで、場外への打球を含む7本が外野のフェンスを越え、藤原選手も36スイングで4本がフェンスを越えるなど力感のあるスイングを見せていました。



安田選手は「体はもう100%に近い状態です。今できることをしっかりやって、1年間試合に出られる信頼感を勝ちとりたい」と意気込みました。



藤原選手は「ちょっとずつ調子は戻ってきているが、もうあと一息という感じです。シーズンまで時間はあるので、自分はレギュラーではないが、焦らずにしっかりと調整していきたい」と話していました。



井口資仁監督は「2人への期待はかなり大きいところがある。まずはチーム内の競争に彼らも勝たないといけないので、スタートラインに早く立ってほしい」と話していました。