プロ野球・阪神の2年目、佐藤輝明選手が、キャンプ最初の実戦となる紅白戦の第1打席でホームランを打ち、順調な調整ぶりを見せました。

阪神の沖縄キャンプでは第2クール初日の5日、紅白戦が行われ、佐藤選手は紅組の4番・ライトで先発出場しました。



先頭バッターとして迎えた2回の第1打席で佐藤選手は白組先発の藤浪晋太郎投手と対戦し、150キロ以上のストレートで攻めてくる相手に対し、4球で追い込まれました。



それでもその後はファウルで粘り、フルカウントの10球目に、アウトコースの156キロのストレートを逆らわずにはじき返して、レフトにソロホームランを打ちました。



5日は今月最初の土曜日とあって、球場にはことしのキャンプで最多の450人のファンが訪れ、佐藤選手がホームランを打った時のポーズを決めると、大きな拍手が送られていました。



佐藤選手は5回にも左中間にツーベースヒットを打ち、3打数2安打1打点と順調な調整ぶりを見せました。



試合のあと取材に応じた佐藤選手は「きょうはいい感じで打てていたと思います。今後は対外試合も行われるので、しっかり自分のスイングを心がけていきたい」と話していました。