プロ野球、日本ハムの沖縄キャンプは5日から第2クールに入り、新庄剛志監督が外野手の守備練習では直接、指導を行いました。

沖縄県名護市の球場で行われている日本ハムの1軍のキャンプは、第2クールに入り、キャンプ最初の土曜日となった5日は、新型コロナウイルスの感染防止対策として設けている入場の上限の2500人が訪れました。



新庄監督は守備練習では、プロ4年目の万波中正選手など外野手を直接指導し、捕球から送球までの動きでは、打球を待つのではなく、打球に対してグローブを当てにいくようにチャージして捕球するなど、みずからの経験をもとに身ぶり手ぶりを交えて指導していました。



一方、ブルペンではベテランの宮西尚生投手や佐呂間町出身の玉井大翔投手などのピッチングを視察し、審判の後ろに立って、ボールを見たあと、アドバイスを送っていました。



また、玉井投手が投げている際には、バッターボックスの近くに立ち、バッターの目線でボールを確認していました。



新庄監督から直接指導を受けた万波選手は「これまでやってきたボールへのつめかたとは違って予想を上回っていた。新庄監督は現役時代に、究極のことに挑みながらやっていたのかなと教わった内容からすごく感じた。うまくできなかった部分は段階的にステップアップしていきたい」と話していました。