北京オリンピック、スキー クロスカントリーの女子スキーアスロンが行われ、5大会連続のオリンピック出場となった石田正子選手は27位でした。

女子スキーアスロンは、左右のスキー板を平行に動かす「クラシカル」と呼ばれる走法で前半の7.5キロを滑ったあと、制限なく自由に滑る「フリー」でさらに7.5キロを滑り、合わせて15キロのコースでタイムを競います。



日本からは、チーム最年長の41歳で、5大会連続5回目のオリンピック出場となった石田選手のほか、いずれも初出場となる土屋正恵選手、小林千佳選手、児玉美希選手の合わせて4人が出場しました。



レースは60人余りの選手が一斉にスタートし、石田選手は徐々に先頭グループから遅れて、前半の7.5キロを28位で折り返しました。



このあと後半のフリーは粘りを見せて順位を1つ上げ、石田選手は48分44秒7のタイムで27位でフィニッシュしました。



このほかの日本勢は、土屋選手が35位、小林選手が50位、児玉選手が52位でした。



今大会最初となった金メダルはノルウェーのテレーセ・ヨハウグ選手が44分13秒7のタイムで獲得しました。



銀メダルはロシアオリンピック委員会のナタリヤ・ネプリャエワ選手、銅メダルはオーストリアのテレーザ・シュタードローバー選手でした。



また、4日に行われた開会式の聖火リレーで最終ランナーを務めたウイグル族の選手、中国のディニグール・イラムジャン選手が出場し43位でした。