For the first time in history, the Beijing Olympics in winter, which will be held in the same host city as summer, will soon begin.

Many media outlets are beginning to gather at the National Stadium, where the opening ceremony is held.

The opening ceremony of the Beijing Olympics will be held 14 years ago at the "National Stadium", where the opening ceremony was held at the 2008 Summer Games, starting at 8:00 pm local time and 9:00 pm Japan time.

開会式は同じく14年前も演出をした映画監督のチャン・イーモウさんが演出の総監督を務めますが、新型コロナウイルスの感染対策などを考慮して2008年の大会よりも時間を短縮するほか、出演者の数も少なくするとしています。



日本からは、旗手を務めるスキーノルディック複合の渡部暁斗選手とスピードスケートの郷亜里砂選手など30人余りが参加する予定です。



開会式前にはメインメディアセンターからたくさんの報道陣が国家スタジアムに向かい、報道陣には全員手荷物検査が行われ、中には荷物の中身すべてを確認されている人もいました。



スタジアム周辺は交通規制がされているうえ、会場の中もスタンドにたくさんの警備員がいるなど厳しい警備体制がとられています。



今大会は7競技、史上最多となる109の種目が行われ、91の国と地域の選手たちが参加して今月20日まで17日間にわたる熱戦が繰り広げられます。



新型コロナの感染拡大を踏まえ、大会は去年夏の東京大会と同様に大会関係者が外部と接触できないいわゆる「バブル方式」で行われ、毎日、PCR検査が求められるなど東京大会を上回る感染対策がとられています。



一方で、すでに選手やコーチなどがPCR検査で陽性と判定されるケースが相次ぎ、選手のパフォーマンスとともに大会自体の運営も注目される大会となります。



北京大会には日本からおよそ120人が出場し、冬の大会でこれまでで最も多い13個のメダルを獲得した前回のピョンチャン大会を上回る成績が期待されています。

開会式出席には厳しい条件

北京オリンピックでは、新型コロナウイルス対策として、一般向けに開会式と閉会式、それに観戦のチケットは販売されませんでしたが、中国政府関係者や地元の人たちをはじめ、北京に駐在する外国企業や各国の大使館、メディア関係者などが観客として中国側から招待されています。



特に、習近平国家主席や外国の首脳も出席する開会式では、招待された人たちは競技場に入る48時間前に少なくとも2回、PCR検査を義務づけられているほか、ワクチン接種も求められています。



また、開会式までの14日間、北京市内に滞在していたことなど、厳しい条件が求められています。



北京市内の公園では、開会式が始まる何時間も前から招待された人たちの持ち物検査などが行われ、検査終了後、数十台のバスに分乗して会場へ向かっていました。