北京オリンピック スキーノルディック複合で、ソチ大会から2連覇を果たしているドイツのエリック・フレンツェル選手について、ドイツのオリンピック委員会は新型コロナウイルスの検査で陽性と判定されたと発表しました。

ドイツのオリンピック委員会によりますと、フレンツェル選手は北京に入国する際の新型コロナウイルスの検査で陽性と判定されたあと、3日も陽性と判定され、チームから離脱し隔離されているということです。



自身のSNSで「北京で望んでいたようなスタートは切れなかった。最善を望むしかない。すぐに隔離がとけますように」とつづっています。



フレンツェル選手は2014年のソチ大会から前回のピョンチャン大会まで2連覇を果たしていて、いずれも日本のエース・渡部暁斗選手と後半のクロスカントリーでフィニッシュ手前まで競り合い、金メダルを獲得しました。


今シーズンもワールドカップで個人総合5位につけています。



ノルディック複合では、個人総合3連覇中で今シーズンここまで10戦のうち、8勝を挙げている金メダル候補、ノルウェーのヤールマグヌス・リーベル選手も新型コロナウイルスの検査で陽性となりました。