北京オリンピックで金メダル獲得が期待されるスキージャンプ男子の小林陵侑選手などが、5日のノーマルヒルの予選に向けて調整しました。

スキージャンプ男子の北京オリンピック日本代表は、1998年の長野大会以来となる金メダル獲得を目指す小林選手や初出場の佐藤幸椰選手など5人です。



選手たちは河北省の張家口にある「国家スキージャンプセンター」で、5日のノーマルヒルの予選に向けて、同じ時間帯の午後2時ごろから調整しました。



このうちエースの小林選手は、3日の練習に続いて全体のジャンプの流れを確認したということで、1回目は99メートル、2回目は97メートル50をマークしました。



小林選手は「風の状況を踏まえても本当に失敗が許されない試合になると思う。あしたから長いので、あまり疲れをためないよういいジャンプしたい」と話していました。



一方、佐藤選手は3回目に95メートル50を飛んで13位と、久しぶりのノーマルヒルのジャンプ台の感触を確かめていました。



男子ノーマルヒルの予選は5日午後から行われます。