沖縄でキャンプを行っているサッカーJ1の名古屋グランパスはトップチームの選手1人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。



このほか選手2人が抗原検査で陽性となったため、選手・スタッフ全員がPCR検査を受けることになり、練習再開のめどはたっていません。

名古屋グランパスによりますと、沖縄県南風原町でのキャンプに参加しているトップチームの選手1人が28日深夜にけん怠感があり、29日発熱の症状があったためPCR検査を受け、新型コロナの感染が確認されたということです。



選手の氏名は公表されていません。



チームによりますと濃厚接触者はいないということですが、選手・スタッフ全員に抗原検査を実施した結果、選手2人が陽性となったため、今後2人を含めたすべての選手とスタッフが改めてPCR検査を受けるということです。



グランパスは今月24日からキャンプを行ってきましたが、29日に予定されていた練習試合は中止され、全員が自室で自主隔離し、練習再開の見通しはたっていません。



名古屋グランパスは「これまでも細心の注意、準備のもとで新型コロナウイルス感染症対策を実施してまいりましたが、対策を再度、周知徹底をしてまいります」とコメントしています。