日本相撲協会の新しい理事候補を選ぶ選挙は、27日、立候補の届け出が行われ、定員ちょうどの10人が立候補したため、前回に続いて2期連続で無投票となりました。八角理事長など現職7人のほか、元理事と新人2人が当選しました。
2年に1回行われる日本相撲協会の理事候補選挙は、27日午前11時から立候補の届け出が行われました。
立候補者は事前に、ゆかりの深い相撲部屋でつくる一門と呼ばれる5つのグループごとに調整されたことにより、10人の定員ちょうどだったため、全員の当選が決まりました。
当選したのは、次の10人です。
▼出羽海一門から、
▽境川親方
▽春日野親方
▽出羽海親方の
現職3人
▼二所ノ関一門から、
▽新人の佐渡ヶ嶽親方
現職の
▽花籠親方
▽芝田山親方
▼高砂一門から、
▽八角理事長
▼時津風一門から、
▽元理事の陸奥親方
▽新人の伊勢ノ海親方
▼伊勢ヶ濱一門から、
▽現職の伊勢ヶ濱親方
また、副理事候補も定員ちょうどの3人が届け出て、
▽現職の若松親方
▽新人の粂川親方
▽現職の藤島親方が、
当選しました。
理事候補選挙が無投票となるのは、前回、令和2年の選挙に続いて2期連続です。
当選した親方は、ことし3月に予定されている評議員会で選任され、正式に新理事に就任します。
相撲協会は新型コロナウイルスの影響で、おととし1年間の決算が過去最大のおよそ50億円の赤字となるなど、コロナ禍での収益確保が課題となっています。
In addition, the response of the Sumo Association centered on the new board of directors will continue to be questioned as to how to tackle the eradication of a series of scandals.