東京で開かれている卓球の全日本選手権は、混合ダブルスの決勝が行われ、張本智和選手と早田ひな選手のペアが初優勝を果たしました。

東京体育館で開かれている卓球の全日本選手権は4日目の27日、混合ダブルスの決勝が行われ、去年の世界選手権で銀メダルを獲得した張本選手と早田選手のペアが、吉村真晴選手と鈴木李茄選手のペアと対戦しました。



張本選手と早田選手のペアは第1ゲームは9対10と先にゲームポイントを握られましたが、張本選手の強烈なバックハンドなどで3連続ポイントを奪って逆転し、12対10で奪いました。



続く第2ゲームは落としましたが、第3ゲームは9対9の勝負どころのラリーで、早田選手が持ち味の力強いフォアハンドを打ち込んでポイントするなど、11対9で取りました。



第4ゲームも11対8で奪った張本選手と早田選手のペアは、ゲームカウント3対1で勝って初優勝を果たしました。



また、男女ダブルスは4回戦が行われました。



女子では、4連覇を目指す伊藤美誠選手と早田選手のペアがゲームカウント3対1、東京オリンピックの団体で銀メダルを獲得した石川佳純選手と平野美宇選手のペアは3対0で勝って、5回戦に進みました。



男子では、去年の世界選手権銅メダルの宇田幸矢選手と戸上隼輔選手のペアが3対1、張本選手と森薗政崇選手のペアも3対1で、それぞれ勝って、5回戦進出を決めました。



男女ダブルスの5回戦は28日に行われます。