元大関 豪栄道の武隈親方が、所属している境川部屋から独立し、新たに相撲部屋を設けることになりました。

武隈親方は、おととし引退したあと、境川部屋の親方として指導に当たってきましたが、27日開かれた日本相撲協会の理事会で新たに武隈部屋を設けることが承認されました。



新たな部屋には、今月の初場所で幕下優勝を果たした西川など力士3人が境川部屋から移籍します。



来月中旬、東京 大田区内に整備した新たな部屋に転居する予定だということです。



また、27日の理事会では元関脇 豪風の押尾川親方が来月閉鎖する尾車部屋から独立し、押尾川部屋を新設することも承認されました。



元大関 琴風の尾車親方は部屋付きの親方となるほか、初場所で十両の矢後など3人の力士が押尾川部屋に移籍します。



また、尾車部屋に所属していた元関脇 嘉風の中村親方は幕下以下の力士8人とともに、元横綱 稀勢の里の二所ノ関部屋に移籍することが決まりました。



このほか、元関脇・旭天鵬の友綱親方が年寄名跡、大島を継承襲名することが承認され、友綱部屋が大島部屋に名称が変更されることになりました。