来月開幕する北京オリンピックを前にスノーボードのビッグエアとスロープスタイルで日本代表に内定した選手たちがオンラインで会見し、メダル獲得が期待される女子の村瀬心椛選手は「どちらの種目でも金メダルを取って笑顔で日本に帰りたい」と意気込みを話しました。

北京オリンピック、スノーボードのビッグエアとスロープスタイルは男女合わせて8人が代表に内定しています。



女子は、今シーズン、ワールドカップの両種目で優勝している女子の村瀬選手や、前回のピョンチャン大会でビッグエア4位の岩渕麗楽選手、それに、昨シーズンの世界選手権で3位に入った鬼塚雅選手などがメダルを目指して臨みます。



選手たちは遠征先のアメリカやオーストリアなどからオンラインで会見しました。



このうち村瀬選手は初めてのオリンピックに向けて「小さいころからの夢だったのでうれしい。オリンピック前のワールドカップで優勝を経験できて『自分ならできる』と前向きな気持ちになっている。どちらの種目でも金メダルを取って、笑顔で日本に帰りたい」と意気込みを語りました。



また、今シーズンのワールドカップの第2戦で優勝している岩渕選手は「前回のオリンピックより少し自信を持って出られると思う。不安や緊張もあるが両種目でメダルを目標にしたい。自分の実力を出しきれるのがベストだ」と話していました。



2大会連続の出場となる鬼塚選手は「この4年間で技術面でも精神面でもいろいろなところで成長できたと思う。努力してきたことをどちらの種目でも出していきたい」と意気込んでいました。