サッカー女子の日本代表「なでしこジャパン」は、24日、来年のワールドカップの予選を兼ねたアジアカップの1次リーグの第2戦でベトナムと対戦し、3対0で勝ちました。


日本は1次リーグ2連勝で上位2位以内が確定し、準々決勝進出を決めました。

インドで行われているサッカー女子のアジアカップは、来年、オーストラリアとニュージーランドで開催されるワールドカップの予選を兼ねていて、大会では、オーストラリアを除く上位5位までがワールドカップへの出場権を獲得します。



世界ランキング13位の日本は、24日に行われた第2戦で世界32位のベトナムと対戦し、初戦から先発メンバーを8人入れ替えて臨みました。



前半、日本は再三チャンスを作りながら得点を奪えない展開が続きましたが、38分、高橋はな選手のクロスボールを相手ゴールキーパーがはじいたところに成宮唯選手が走り込んで押し込み、先制点を奪いました。



さらに後半5分にキャプテンの熊谷紗希選手が追加点を奪うと、このあと、成宮選手がこの試合2点目を決めて突き放しました。



日本は、ベトナムに3対0で勝ち、1次リーグ2連勝として上位2位以内を確定させ、準々決勝進出を決めました。



日本は27日、1次リーグの最終戦で、1位通過をかけて、2勝で並ぶ世界18位の韓国と対戦します。