プロ野球は、24日からセ・リーグとパ・リーグのチームが対戦する交流戦が始まります。

交流戦はセ・リーグの本拠地で始まり、各チームが違うリーグの6チームと3試合ずつ、合わせて18試合を戦います。

24日はセ・リーグ首位のヤクルトがパ・リーグ最下位の日本ハムと対戦するほか、セ・リーグ2位の巨人は昨シーズンの交流戦で優勝したオリックスと対戦します。

このほか広島とロッテ、中日と西武、DeNAとソフトバンク、セ・リーグ最下位の阪神とパ・リーグ首位の楽天がそれぞれ対戦します。

ことしの交流戦は24日から来月12日まで行われる予定で、12球団で最も勝率が高い球団が優勝となります。

ただ、予備日としている来月16日までに全日程が終わらなければ、その時点の勝率で順位を決めます。

過去16回の交流戦の成績を見ますと、最高勝率の球団はパ・リーグ13回、セ・リーグ3回となっています。

勝ち越しもパ・リーグの14回に対し、セ・リーグは2回と大きく差が開き、パ・リーグ優位の状況が続いていましたが、去年は平成21年のシーズン以来、セ・リーグが勝ち越していて、ことしはどちらのリーグが力を示すのか、注目されます。

また、違うリーグのチームだけと対戦する交流戦の期間が両リーグのペナントレースにどう影響するかも大きなポイントとなります。