大リーグ、ブルージェイズに今シーズン移籍した菊池雄星投手とレッドソックスの澤村拓一投手が27日、オープン戦に登板し、ともに5失点でした。
ブルージェイズの菊池投手は、フロリダ州 ダニーデンで行われたフィリーズとのオープン戦に先発登板しました。
1回、昨シーズン、ナショナルリーグのMVPに輝いた3番・ハーパー選手に初球のスライダーをとらえられ、ソロホームランを許しました。
2回は無失点で切り抜けましたが、3回、1アウト一塁の場面でハーパー選手に2打席連続となるホームランを打たれました。
このあと菊池投手はいったんマウンドを降りましたが、4回に再び登板し、先頭バッターに再びホームランを打たれ降板しました。
菊池投手は2回と3分の2イニングを投げて、ホームラン3本を含むヒット6本を打たれ5失点でした。
それでも菊池投手は「球自体はすべてにおいてよかった。ボールをコントロールできて違和感なく4つの球種を投げられているので、あと1、2回の調整で準備できると思う」と前向きに話しました。
レッドソックスの澤村投手はフロリダ州で行われたツインズとのオープン戦で8回に登板し、ホームラン1本を含むヒット3本と2つのフォアボールで5失点を喫し、1回を投げきることができませんでした。