プロ野球 阪神で昨シーズン最多安打のタイトルを獲得した近本光司選手が、キャンプを視察した野球日本代表の栗山英樹監督から高い期待を受けて「率直にうれしい」と笑顔を見せました。

4年目の近本選手は、新人から2年連続で盗塁王に輝いたほか、3年目の昨シーズンは初めて3割以上の打率をマークして最多安打のタイトルを獲得しました。



今シーズンは史上8人目となる200本安打を目指していて、6日のバッティング練習では、基本のセンター返しを意識しながらバットを振り込んでいました。



また6日は、来月、東京ドームで行われる台湾との強化試合に向けてメンバー選考を進めている、野球の日本代表の栗山監督が阪神の沖縄キャンプを視察に訪れました。



栗山監督は矢野監督とあいさつを交わしたあと報道陣の取材に応じ「近本選手の話も矢野監督といろいろとした。スピードもそうだし、バットコントロールのうまさもあり、すばらしい選手には間違いない」と近本選手を高く評価しました。



近本選手も練習後に取材に応じ「率直にうれしい。オリンピックを見て、日本代表はすごいチームだと思っていた」と笑顔を見せました。



また、シーズンに向けては「けがなくシーズンを乗り越えるためにキャンプで取り組んでいる。しっかりチームを引っ張っていけるように1年間、頑張っていきたい」と意気込みを語りました。