北京オリンピック、スキー クロスカントリーの男子スキーアスロンが行われ、日本勢のトップはオリンピック初出場の馬場直人選手が35位でした。

男子スキーアスロンは、左右のスキー板を平行に動かす「クラシカル」と呼ばれる走法で前半の15キロを滑ったあと、制限なく自由に滑ることができる「フリー」でさらに15キロを滑り、合わせて30キロのタイムを競います。



日本からは、いずれも初出場となる25歳の馬場選手と22歳の山下陽暉選手、それに21歳の廣瀬崚選手の3人が出場しました。



レースは60人余りが一斉にスタートし、日本勢は力のある海外勢から大きく遅れる展開となります。



それでも馬場選手は前半の15キロを終えて44位で折り返したあと、後半、得意とするフリーで順位を上げ、1時間24分43秒9のタイムで日本選手でトップの35位でフィニッシュしました。



このほか山下選手は41位、廣瀬選手は周回遅れになって完走できず53位でした。



金メダルは1時間16分9秒8のタイムでロシアオリンピック委員会のアレクサンドル・ブルシュノフ選手、銀メダルもロシアオリンピック委員会のデニス・スピソフ選手、銅メダルはフィンランドのイーボ・ニスカネン選手でした。