プロ野球 オリックスに昨シーズン復帰し、抑えとして29セーブを挙げて優勝に貢献した平野佳寿投手が、このキャンプで初めてブルペンに入り「強いオリックスを作っていくためにリーグを連覇することは大切だし、ことしも優勝したい」と意気込みを語りました。

37歳の平野投手は昨シーズン、4年ぶりに大リーグから古巣のオリックスに復帰し、29セーブを挙げて、復帰会見で述べた「オリックスへの恩は優勝でしか返せない」という約束を実現させました。



宮崎で行われているこのキャンプでは「おじさんの特権だと思って、ゆっくりやらせてもらっている」と、状態を確認しながらマイペースでの調整を続けていて、6日、初めてブルペンに入りました。



平野投手はキャッチャーを座らせて、マウンドでの感覚を確かめるように、ストレートを中心に35球を投げました。



練習後、平野投手は「強いオリックスを作っていくためにリーグを連覇することは大切だし、ことしも優勝したい。若い投手にはおじさんに負けないように頑張ってもらい、僕も負けないように頑張りたい」と話していました。



また、日米通算200セーブまであと7セーブに迫っていることについては「言われて気付きましたが、けがなく投げきることができれば不可能ではないし、それくらいやらないといけないと思うので、責任感を持って最後までやり通したい」と意気込みを話していました。