来月2年ぶりに予定されている東京マラソンは、大会1か月前に行うとしていた開催可否の判断を、感染の急拡大を受けて2週間ほど先送りしたうえで、開催に至った場合は、すべてのランナーに事前の検査を行い、陰性証明を求めることになりました。

東京マラソンは去年、感染拡大の影響でいったんは開催を半年余り遅らせて準備を進めましたが、再び緊急事態宣言が出るなどしたため事実上、中止となっていました。


ことしは来月6日に2年ぶりに開催が予定されています。


しかし、感染が急拡大していることをうけて「東京マラソン財団」は大会1か月前に行うとしていた開催可否の判断を、今月18日に先送りすることを決めました。


また、開催に至った場合のランナーの参加条件はワクチンを2回接種しているか、PCR検査を行うとしていたこれまでの方針を変更し、すべてのランナーに事前のPCR検査を受けてもらい、陰性証明を求めるということです。



主催する「東京マラソン財団」は、「ランナーには再三の対応変更で心配と迷惑をかけ、おわび申し上げたい」としています。