プロ野球 楽天のキャンプは4日目、盗塁王を4回獲得している新加入の西川遥輝選手が楽天のキャンプで恒例の坂道ダッシュに臨み、持ち味のスピードを見せました。

沖縄本島北部の金武町で行われている楽天のキャンプは第1クールの最終日を迎え、チームは午前中、非公開で実戦を意識したサインプレーなどを確認しあいました。

このあと野手陣は球場の外にある100メートルを超える距離の坂道でダッシュを繰り返して足腰を鍛えました。



多くの選手が苦しい表情を浮かべるなか、盗塁王のタイトルを4回獲得している29歳の西川選手は笑顔を浮かべながら、一緒に走った島内宏明選手や川島慶三選手をスタートから一瞬でかわすなど、持ち味のスピードを見せました。



また、練習のあとには若手の野手陣を集めて走塁を指導する場面もあり、スタートを切る時の力の入れ方など、コツをアドバイスしていました。



西川選手は「楽天は昨シーズン、チームの盗塁数がリーグ最下位だったので、ことしは自分を中心に皆でレベルアップしてリーグで1位になりたい」と話していました。



一方、第1クール最終日を終え、石井監督は「雨が降って練習が変則的になったが、選手たちは対応している。若いピッチャーは、第1クールで100球以上を投げていて、追い込む土台をしっかりと作っている」と話していました。