プロ野球、西武の宮崎県日南市でのキャンプは4日目、ドラフト2位のルーキー佐藤隼輔投手がブルペンに入り、新たに習得を目指しているカーブやフォークボールを投げて感覚を確かめました。

筑波大からドラフト2位で西武に入団した佐藤投手は、ドラフト1位の隅田知一郎投手とともに、1軍の選手が主体のA班のキャンプに参加しています。



第1クール最終日の4日、佐藤投手はこのキャンプ3回目のブルペンに入りました。



佐藤投手は大学時代、最速152キロのストレートとキレのあるスライダーを中心としたピッチングスタイルでしたが、プロの世界で活躍するために新たな球種を習得することを目指しています。



4日はストレートを中心に、習得を目指しているカーブやフォークボール、それにチェンジアップといった変化球も交えて、合わせて70球投げました。



佐藤投手は専用の計測機器を使って球の回転数などを確認しながら、新しい変化球の感覚を確かめていました。



佐藤投手は「これまでフォークボールはまともに投げたことがなかったが、何球かいいタイミングで落ちた球もあった。まだまだこれからというところだが、少しずつ球種を増やしていければ」と話していました。