プロ野球楽天の田中将大投手が仙台市で自主トレーニングを公開し、日本球界復帰2年目のシーズンへ「日本一に向けて、去年よりも1、2段階、内容を上げた投球を目指したい」と意気込みを述べました。

田中投手は昨シーズン、大リーグのヤンキースから8年ぶりに古巣の楽天に復帰し、23試合に先発して4勝9敗と負け越しましたが、防御率はチームトップの3.01と安定したピッチングを見せました。

29日は午前10時すぎから仙台市の楽天生命パーク宮城の室内練習場で、このオフ一緒にトレーニングを行ってきた松井裕樹投手などと練習し、キャッチボールなどで体を温めたあとブルペンで投球練習を行いました。



ことしは大リーグより日程が早い日本のキャンプインに合わせ、すでに何回もブルペンに入り調整しているということで、29日はストレートを20球、途中からキャッチャーを座らせて投げ仕上がりのよさを感じさせました。

田中投手は練習後、オンラインで取材に応じ「昨シーズンは後半にようやく自分のいい感覚をつかみ出していたので、さらにいいものを作っていきたい。日本一を目指してもう1、2段階、内容を上げた投球を目指したい」と話し、日本球界復帰2年目のシーズンへ意気込みました。



楽天は来月1日に沖縄 金武町などでキャンプインします。