スキーノルディック複合のワールドカップ個人の第16戦が29日、オーストリアで行われ日本のエース、渡部暁斗選手は17位でした。

ノルディック複合のワールドカップ個人の第16戦は3試合の総合成績で争う「トリプル」の2戦目も兼ねていて、日本からは、北京オリンピックを控えているエースの渡部暁斗選手など6人が出場しました。



このうちエースの渡部選手は、109メートルのノーマルヒルで行われた前半のジャンプで、強風で何度か競技が中断される不安定な条件の中で95メートルと飛距離を伸ばせず25位につけました。



後半の10キロのクロスカントリーは、トップと2分5秒差でスタートし、終盤にかけて順位を上げましたが17位でした。



このほか日本勢は、渡部選手の弟の善斗選手が22位、谷地宙選手が31位、永井秀昭選手が33位、木村幸大選手が35位、山本涼太選手は、47位でした。



優勝は、ドイツのビンツェンツ・ガイガー選手で今シーズン2勝目です。