スキーノルディック複合のワールドカップ個人の第15戦がオーストリアで行われ、日本のエース、渡部暁斗選手は9位でした。

ノルディック複合のワールドカップは、スロベニアで行われる予定だった個人の第13戦と14戦が中止となり、28日、オーストリアで第15戦が行われました。



第15戦から3試合の総合成績で優勝者を争う「トリプル」の初戦も兼ねていて、日本からは、北京オリンピックを控えているエースの渡部暁斗選手など6人が出場しました。



この日の前半のジャンプは、強風の悪天候で中止となったため、前日にヒルサイズ109メートルのノーマルヒルで行われた予備ジャンプの成績が採用されました。



このうち、エースの渡部選手は、予備ジャンプで104メートルを記録して8位となっていました。



そして、後半7.5キロのクロスカントリーでは、トップと1分25秒差のスタートとなり、順位をひとつ落として9位でした。



このほか日本勢は、渡部選手の弟の善斗選手が16位、山本涼太選手が18位、谷地宙選手が25位、永井秀昭選手が36位、木村幸大選手は42位でした。



優勝は、ノルウェーのヤール マグヌス・リーベル選手で、今シーズン8勝目です。