JOC=日本オリンピック委員会は、東京大会で活躍が期待される、バドミントンの桃田賢斗選手と陸上のサニブラウン アブデル・ハキーム選手の2人を「シンボルアスリート」に加えました。

JOCは、実力と知名度を備えた国内トップレベルの選手を協賛企業の広告などに使用してもらう「シンボルアスリート」の制度を設けていて、その収益は競技団体の強化費などにあてられます。

東京オリンピックの代表に内定している柔道の阿部一二三選手など11人の選手が名を連ねていますが、JOCは14日、バドミントン男子シングルスで世界ランキング1位の桃田選手と、陸上男子100メートルで9秒97の日本記録を持つサニブラウン選手の2人を、シンボルアスリートに加えると発表しました。

東京オリンピック100日前にシンボルアスリートに選ばれた桃田選手は「『シンボルアスリート』の名に恥じないようにスポーツ界を盛り上げていきたい。東京オリンピックでは元気や感動を与えられるような試合をして日本中に希望を与えたい」と意気込みました。

また、サニブラウン選手は「とてもうれしく思います。支えてくれる方々への感謝を忘れず、東京オリンピックに向け結果を出していきたい」とコメントしました。