プロ野球・西武は、来月1日から始まる春のキャンプについて、昨シーズン登板がなかったベテランの松坂大輔投手や、去年、足を痛めた主軸の山川穂高選手について、2軍の選手が主体のB班でまずは調整させることを決めました。

西武は18日、埼玉県所沢市にある球団施設で、辻発彦監督や松井稼頭央2軍監督など首脳陣が集まって、来月1日から始まる春のキャンプに向けた会議を開きました。

そして昨シーズン、公式戦での登板がなかった40歳の松坂投手、去年、右足首を痛めてシーズン途中で離脱した主軸の山川選手、それに、昨シーズン1勝に終わった38歳の内海哲也投手は、所沢市と高知県で行われる2軍の選手が主体のB班でまずは調整させることを決めました。

会議のあとオンライン取材に応じた辻監督は、松坂投手と内海投手について「まだ焦らずしっかり投げられるように」と話しました。

また山川選手については「映像を見るとすごいスイングができている。しっかり走れる、守れるとなればすぐにでも1軍の選手が主体のA班に合流してもらいたい」と述べました。

一方、新人選手はドラフト4位の若林楽人選手と6位のタイシンガー ブランドン大河選手が宮崎県日南市で行われるA班に入った一方、1位の渡部健人選手と2位の佐々木健投手はB班でのスタートとなりました。