立憲民主党は、国会論戦での存在感を示すためには論戦力を高める必要があるとして、若手議員を対象に党内の論客たちが質問のコツなどを指導する講習会を始めました。

通常国会の開会からまもなく1か月となる中、立憲民主党は国会論戦で存在感を十分に示せておらず、論戦力を高める必要があるとして、党内の論客たちが交代で講師を務め、若手議員を対象にした講習会を始めました。



今月3日の講習会では長妻元厚生労働大臣が委員会などでの質問に向けた事前準備のしかたや質問の組み立て方、心構えなどについて指導しました。



講習会に出席した当選1回の馬場雄基・衆議院議員は「先輩にいただいたエッセンスを自分なりに解釈し、少しでも国を動かす答弁を引き出す準備を一生懸命、積んでいきたい」と話していました。



長妻氏は「行政監視機能を強め、われわれが役に立つ政党であることを理解してもらえるよう、若手議員にも早くレベルアップしてほしい。国民の利益を代弁する質問を行い、風穴を開ければ評価される」と述べました。