新型コロナに感染した人の濃厚接触者が自宅などで待機する期間について、立憲民主党は、検査で陰性が確認されれば、5日目に待機を解除できるように短縮すべきだと厚生労働省に要望しました。

新型コロナに感染した人の濃厚接触者に求める、自宅などでの待機期間は現在7日間で、いわゆる「エッセンシャルワーカー」は、自治体の判断で、検査で陰性が確認されれば、5日目に解除できることになっています。



立憲民主党の長妻元厚生労働大臣らは「自宅などでの待機期間が長すぎて、社会機能の維持が困難になっている」として、「エッセンシャルワーカー」にとどまらず、すべての濃厚接触者の待機を、5日目に解除できるようにすべきだと厚生労働省に要望しました。

このあと長妻氏は、記者団に「期間短縮の対象拡大に向け、科学的見地から議論してほしい」と述べました。



濃厚接触者の待機をめぐっては、山梨県が5日目での解除方針を、すべての職種に適用していて、後藤厚生労働大臣も、自治体の判断による適用対象の拡大を認める考えを示しています。