2月3日の節分の日を前に、金子農林水産大臣は食品ロスを防ぐため恵方巻きを事前に予約して購入するよう呼びかけました。

農林水産省は毎年、節分の日を前にスーパーなどの事業者に対して購入を事前の予約制にするなど、恵方巻きが売れ残り廃棄されるのを防ぐための取り組みを呼びかけています。

これについて、金子農林水産大臣は28日の閣議の後の記者会見で、スーパーやコンビニなど65の事業者が28日の時点で予約販売を行っていることを把握しているとしたうえで、「きょうから明日にかけて予約期限を迎える事業者も多い。購入する方は食品ロスの削減につながるようあらかじめ予約をするなどして恵方巻きを楽しんでいただきたい」と述べました。



農林水産省によりますと、3年前から恵方巻きが売れ残り廃棄されるのを防ぐための取り組みを呼びかけていて、この結果廃棄する量が当初の半分以下になったところもあるということです。



国では、2月3日の節分の日に向け引き続き取り組みへの参加を呼びかけています。