アメリカで新型コロナウイルスに感染して死亡する人の数は一日当たり2000人以上と、去年のデルタ株の感染拡大の際の水準を超えています。CDC=疾病対策センターは、重症化や死亡する割合は低くなっているものの、医療機関には引き続き大きな負担がかかっているとして、感染対策を継続するよう呼びかけています。

CDCによりますと今月24日の時点で、一日に報告される新型コロナウイルスの感染者はおよそ69万人、新たに入院する人の数はおよそ1万9600人と、僅かに減少する傾向にあります。



こうした状況について、CDCのワレンスキー所長は26日の会見で、多くの人がワクチンを接種したり過去に感染したりしたことである程度の免疫を持っていることや、オミクロン株はこれまでの変異ウイルスと比べ、感染しても重症化しにくいとみられることから「感染者の数に対する重症者や死者の割合は以前より低くなっている」と指摘しました。



ただ、CDCによりますと、感染者が急増したことに伴って、死者の数は24日の時点で一日当たり2129人と増えていて、去年夏にデルタ株の感染が拡大した際のピークを超え、深刻な水準となっているということです。



ワレンスキー所長は「多くの地域で医療機関に大きな負担がかかっていることや、一日に2200人近くもの死者が出ている現状を見過ごすわけにはいかない」として、マスクの着用やワクチンの接種など、基本的な感染対策を続けることが重要だと強調しました。

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