新型コロナウイルスの影響で雇用情勢は深刻だとして、連合は次の衆議院選挙も見据えて立憲民主、国民民主両党と具体的な対策を取りまとめることになりました。連合としてはこの協議をきっかけに、両党の選挙での連携強化につなげていきたい考えです。

連合は、感染拡大の影響で雇用情勢は深刻で、今の政府の取り組みでは不十分だとして、立憲民主、国民民主両党と、仕事を失った人の就労支援策など具体的な対策を取りまとめることになりました。

連合としては、秋までに行われる衆議院選挙でも雇用対策をはじめとした新型コロナ対策は争点になるとみて、この協議をきっかけにして両党の連携強化につなげていきたい考えです。

ただ、立憲民主党と国民民主党の間ではエネルギー分野など政策面で隔たりがあるほか、国会の憲法論議でも対応が分かれる場面が表面化しています。

このため、連携の強化に向けても、こうした立場の違いをどこまで乗り越えられるかが鍵になりそうです。