10日以降、東京23区などでも雪が積もるおそれがあることから、首都高速道路は予防的な対応として事前の通行止めを行う可能性があると発表しました。

気象庁によりますと、関東地方は10日から11日にかけて広い範囲で雪や雨が降る見込みで、東京23区などでも雪が積もるおそれがあります。



これを踏まえ首都高速道路は10日以降、本格的に雪が積もる前から通行止めを実施する「計画的・予防的通行止め」を行う可能性があると発表しました。



通行止めを行わない場合でも、高速道路の交通量が過密にならないよう一時的に入り口を閉鎖することもあるということです。



首都高速道路では先月の大雪の際、トラックが横転する事故が起きたほか、およそ10時間にわたって立往生が発生した箇所もありました。



首都高速道路は「早めの対応を行うとともに、ドライバーの皆様には不要不急の外出を控え、雪道を走る際は冬用タイヤやチェーンの装着をお願いしたい」と話しています。



一方、関越自動車道などを管轄する東日本高速道路は、予防的な事前の通行止めは予定していないとしたうえで、積雪などの状況に応じた通行止めは行う可能性があるとして、最新の情報を確認するよう呼びかけています。