6日朝は各地で冷え込みが厳しくなり、茨城県大子町を流れる久慈川では、川の水がシャーベット状に凍って流れる「シガ」と呼ばれる現象が見られました。

「シガ」は厳しく冷え込んだ日に川の水が凍り、シャーベット状の塊となって水面を流れる現象です。

大子町は6日朝の最低気温がマイナス9.1度と、この冬一番の冷え込みとなり、午前5時半ごろから、久慈川で「シガ」が流れているのが確認されました。



「シガは」大きいもので3メートル四方ほどもあり、地元の人たちは朝日に照らされてきらきらと輝きながら流されていく、幻想的な風景を写真に収めるなどして楽しんでいました。



大子町観光協会によりますと、6日はおよそ10キロにわたってシガが流れているのが確認されたということです。



笠間市から「シガ」を見に来た中学1年生の女の子は「川が凍ることに驚きました。とてもきれいで見ることができてよかったです」と話していました。