新型コロナウイルスに感染し自宅で療養している人は、26日の時点で全国で26万人を超え、これまでで最も多くなったことが厚生労働省のまとめで分かりました。

厚生労働省は、患者の療養先などについて最新の状況をまとめました。



それによりますと、新型コロナウイルスに感染し自宅で療養している人は、26日の時点で全国で26万3992人に上り、前の週より16万人余り増えました。



去年の第5波を超えてこれまでで最も多くなりました。



都道府県別でみると、東京都が4万2495人、神奈川県が2万8524人、大阪府が2万6940人といずれも前の週の2倍以上になっているほか、愛知県が2万6人、福岡県が1万6998人で前の週の3倍余りに増えています。



ホテルなどの宿泊施設で療養している人は、26日の時点で全国で2万3356人と、前の週より1300人余り増えました。



また、入院が必要と判断されたものの受け入れ先を調整中の人は全国で2958人と前の週のおよそ2倍に増えています。