宮城県白石市の山林に遺体を遺棄したとして35歳の男の容疑者が逮捕された事件で、警察が遺体を詳しく調べた結果、30歳前後の成人の女性とみられることがわかりました。


警察は身元の確認を進めるとともに、事件の詳しいいきさつを調べています。

宮城県白石市の無職、海部学容疑者(35)は、令和元年12月ごろ、白石市内の山林に遺体を遺棄した疑いで栃木県警に逮捕され、26日、身柄が検察庁に送られました。



遺体は当時、栃木県さくら市のアパートで海部容疑者と同居していた女性の証言をもとに先週発見され、警察が詳しく調べた結果、25歳から35歳くらいの成人の女性とみられることがわかりました。



一方で、白骨化していて死因については分かっていないということです。



警察によりますと、事件について警察に証言した同居人は「さくら市のアパートで監禁していた当時24歳の女性が死亡し、容疑者と一緒に穴を掘って埋めた。女性は容疑者の知人だった」などと話しているということで、警察は身元の確認を進めるとともに、詳しいいきさつを捜査しています。