10日、千葉県鎌ケ谷市の住宅で69歳の母親を殺害したとして、同居する42歳の長男が逮捕されました。調べに対し「認知症の母親の介護に疲れていた」などと供述しているということです。

逮捕されたのは鎌ケ谷市南初富の自称・アルバイト、奥脇和好容疑者(42)です。

警察によりますと、奥脇容疑者は10日の夜、同居する母親のきぬ江さん(69)の胸などを刃物で刺したうえ鼻や口をタオルのようなものでふさいで殺害したとして殺人の疑いが持たれています。

奥脇容疑者は事件のあと近くの警察署に自首しました。

これまでの調べに対し容疑を認めたうえで「認知症の母親の介護に疲れていた。夜遅くに母親が外出しようとしたので止めようとしたが、言うことを聞かず殺してしまった」などと供述しているということです。

奥脇容疑者は母親と2人暮らしだったということで、警察は詳しいいきさつを調べています。