「まん延防止等重点措置」が適用される東京都や京都府の主な地点では、8日の人出が2回目の緊急事態宣言が出ていたときの平日の平均と比べて、いずれも増加していました。

NHKは、IT関連企業の「Agoop」が利用者の許可を得て、個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報のデータを使って、全国の主な地点の人の数を分析しました。

分析した時間は、
▽日中が午前6時から午後6時まで
▽夜間が午後6時から翌日の午前0時までです。

それによりますと
「まん延防止等重点措置」が適用される地域の8日の日中の人出は、
2回目の緊急事態宣言が出ていたときの平日の平均と比べて
▽京都駅付近では30%、
▽東京駅付近では20%、
▽渋谷スクランブル交差点付近では17%、それぞれ増えました。

先に適用されている大阪府と兵庫県でも人出は増えていて、
▽神戸市の三ノ宮駅付近では2回目の宣言時と比べて23%、
▽大阪梅田駅付近では17%増えました。

一方、夜間は日中よりも増加幅が広がり、
▽京都駅付近では53%、
▽渋谷スクランブル交差点付近では39%、
▽東京駅付近では27%、それぞれ増えました。

また
▽神戸市の三ノ宮駅付近では29%、
▽大阪梅田駅付近では23%増えました。