栃木県は、新型コロナウイルスの感染が急速に拡大していることなどからまん延防止等重点措置の適用を政府に要請する方針を固めました。21日夕方、対策本部会議を開いて、正式に決定する見通しです。

栃木県では、新型コロナの変異ウイルス「オミクロン株」などの影響で、20日に発表された新規感染者が、19日より100人余り増えて初めて400人を超えるなど感染の急拡大が続いています。



また、病床使用率は19日時点で30.1%となっています。



栃木県は、感染拡大に歯止めがかからず、医療提供体制への負荷が高まることが懸念されるとしてまん延防止等重点措置の適用を政府に要請する方針を固めました。



午後5時から対策本部会議を開いて、要請することを正式決定するとともに、具体的な対応策を検討することにしています。

国民体育大会の冬季大会は予定どおり開催へ

一方、栃木県では、今月24日から7日間の日程で、全国44の都道府県から選手団が集まる国民体育大会の冬季大会が開催される予定で、県は20日開いた会見で、感染防止対策を徹底したうえで予定どおり開催する方針を示しています。